TA(交流分析)入門から資格取得まで

TA教育研究所TOP

TA教育研究所TOP

平成29(2017)年3月

3月は、お別れが多い月とも言われますが、

基本、お別れがあると、

次に続く4月になると、

新しいグループや組織と関わることも多いかと思います。

 

新しい職場

(多くのメンバーは変わらなくとも、新人が入ってくるとか)

(自分が新人で入社するとか)

新しい講座や、グループ

(講師にとっても、受講者同士も始めまして!のスタートですね)

新しいプロジェクトの始まり

(アクの強い人たちが集まるときもありますね)

などなど、

 

人が集まり、何かの目的に向かって進もうとするときに

そのグループの成長段階を示す考え方がTA理論の中にあります。

 

今月のテーマとして選んだのはそのひとつ

グループ・イマーゴという理論です。

 

定義は、人の集まりやグループの中で、

自分は他者をどのように見ているのか、

あるべきグループ像やその仕組みを図式で表したものとあります。(Berne, 1963)

 

今回は図式の説明は省きますが、

TAアドバンス・コースの第5回目や、

TA組織論のワークショップ等でお伝えしています。

 

グループや組織の成長の段階を表すのに

各自が持つグループ・イマーゴが調整されて

変化する段階(ステージ)で表します。

 

そこには4段階があり、それぞれ調整が求められます。

リーダーは、自分が関わるグループや組織が

今どのステージにいるのかを知り、

課題や問題の発見と、

解決・改善策を考えるツールとして使えます。

 

まず簡単に4つのグループ・イマーゴのステージを説明します:

第一段階目:事前グループ・イマーゴ

グループや組織に接する前に、

意識、無意識に関わらず

自分の勝手な予測や妄想でつくりあげているステージ。

 

第二段階目:順応するグループ・イマーゴ

目の前の現実と自分が持っていたイメージとの相違に気づき、

調整をするステージ

 

第三段階目:機能するグループ・イマーゴ

グループが本来の目的に向かって動き出し、成果を出せるステージ。

心理ゲームも起こりやすくなる。

 

第四段階目:再順応するグループ・イマーゴ

その場が安心・安全と感じ、

それぞれが持つ能力がフルに発揮できるステージ。

TAでいうI am OK – You are OKのポジションで

グループや組織の理想の環境です。

第三段階目と行き来することが多いです。

 

今回は特にこの第二段階目の

「順応するグループ・イマーゴ」について、

お伝えします。

 

ここでは、自分が事前に持っていた理想や期待と

目の前に展開する現実との違いを

なんとか順応・調整しようとするステージです。

 

つまり、良きも悪しきも

「思っていた状況と違うやん!」ってところから

「どうしますか?」という段階です。

 

順応の仕方に求められるスキルは2つあります。

 適応性:自分が期待していたものあるいは、

近いものを何とか手に入れようと動きます。

 

出方1:能動的に行動する。

出方2:自分の理想を押し通し、手に入れるか、

うまくいかない時は、極端に従順になったり

引きこもったり、やめてしまったりもする。

 

 柔軟性:自分の理想や期待を修正したり、我慢したり、

あきらめたりすることで、馴染んでいく。

究極は自分の期待や理想はなかった事にもする。

 

出方3:受動的になる。

出方4:わかったふりをしながらも、抵抗を表す。

 

適応性と柔軟性のどちらがいい、悪いではありません。

その人の持つスキルの表れです。

 

これら二つが混ざり合うこともあります。

そうしながら、

居心地の悪い状態から

何とか安定する機能するステージに行こうと

それぞれの中でいろいろ起こっていることに

気付くことが大切です。

 

安定できるような情報は役立ちます!

 

事前に持つ期待や理想は、

その人のスクリプトが関わっていることも多く

目の前の展開にストレスが高いと

スクリプトの影響を受けやすくなり、

うまくいかない方向に行きやすくなります。

 

えっ!これってどういうこと?

もっと知りたい!方は、

 

6月開催のTA101あるいは、

同じく、6月開講の

TAアドバンス・コースの受講をおススメします。

 

詳しくは、セミナー情報をご覧ください。

お申し込みは、こちらから

 

TA組織論についてのお知らせは、こちらから

お問い合わせ

ご相談などは、お電話または問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。

Top of page